自主保育たいようのこ再開します
一年前に再開するとしておきながら、続報を出せず本当にすみませんでした。
目指したい保育、自分自身のことなど向き合っていました。
その間に私(小野)は4人目を出産し、パートナーである中嶋も3人目を出産しました。益々パワフルになって帰ってきましたのでよろしくお願いしたします。
たいようのことして大きく人数を募集することはなくても、地道に保育活動は続けていた私。
朝の公園はいろいろな保育園が集まります。いろんな場面を目にします。
今回の記事では、つい最近のお話をしようかと思います。
朝10時ごろ年少さんから年長さんまで45名~60名の園児がやってきました。保育士さん6名いらしたと思います。
たくさんの子どもたちが遊具に向かってダッシュしてました。よくある場面です。私はぼんやりと眺めながら「ちょっと興奮しすぎているなぁ一度落ち着かせた方がいいんじゃないだろうか。小さな子に対して遊具が大きいけれど、全く付き添ってあげていないなぁ。人手がないから仕方ないのかもしれないけれど、私なら付き添うなぁ。」など考えていました。
すると園児の泣いている声が聞こえました。頭から血を流していて、地面に血は垂れているし、帽子は真っ赤です。
保育士さんは見ていなくて、状況がわかっていない様子。
怪我をしている本人に聞いています。あとで年齢を聞いてみましたら年少さんでした。血だらけな状態で説明は無理だと思いますし、状況を見ていなければ初動が遅れます。
保育士さん一人だけで対処しているため(ずっとどこかに電話しています)、止血も怪我をしている本人にさせている状況。
何人かいる保育士さんは心配している素振りもなく…そのためか子どもたちも心配している子もおらず…とても違和感がある光景でした。
他の子どもたちも見守る必要があることもわかります。
ただ、保育士一人では対応できません。まず、怪我をした子ども第一で対処しなければならないと思います。二次的な怪我が起きないように一旦子どもたちを集めて人数確認をしたりして一か所に集めれば、怪我をしている子どもの止血はできると思います。
これはちょっとやばいぞと感じて、園児の止血をしますと声をかけました。園児の意識の確認は私が行いました。本当に遅すぎます。この子の親なら担いで病院に行くんじゃないかなぁと思いました。
その間もずっとどこかに電話をしています。救急車を呼んでいるのかなぁと思いましたが、園にかけていたようです。やっと繋がり、状況を説明。状況を見てない人に説明してどうなるんだろうかと感じましたが…結局その子は園に戻ることになりました。私のダウンジャケットは血だらけ…保育士さんはお気づきになられていましたがスルーでした。たぶん、保護者に真実が伝わるのを恐れたのでしょうか。保護者には見ていましたよ風に伝えるのでしょうか。
ぼーっと眺めるのと、目を配ってあげるのは違います。
育児の何が疲れますか?と聞かれたら、
私はこの”目を配ること”と答えます。
安全に過ごさせてあげることは本当に神経を使うことです。
園児よりも自分のその場の損得だけを考えた行動だと思います。
他にも滑り台を2回ほど滑らせて、それをスマホで撮影し帰ったりというのも見たことがあります。公園遊び時間10分の園も多いです。遊んだと伝えるのでしょうか。
子どもが犠牲になっているのを感じます。
母性や父性を持って子どもたちを見守ってほしいと感じます。
世の中にはいろいろな情報や教育方法が出回っています。
その教育方法を実践することで犠牲になる子どもたちもいます。その教育の中でガッチガチに固めて自由がなくなったり、教育はやっているがしつけをしていなかったり。自己主張ができることと、身勝手は違うと思っています。
身勝手に育ってしまったために、周囲から孤立するということもあり得ます。自分は教育をしているんだ!とそれにしがみついて、それに気がついていないことも多いです。
これから育児に関するたいようのこの考え方もアップしていきたいと思っています。
たいようのこは3月11日に再スタートします。
中嶋との息はぴったりです。
私たちの生きがいとして、おばあちゃんになっても続けさせていただけるなら続けていきたいと思っています。
横浜市緑区にて週2回程度を予定しています。
保育士2名付き添いますよ~。
raise.children-loving.care@taiyonoko2015.orgまでお願いします。